医薬品卸 史料館
卸の歴史と発展
医療社会の発展を支えてきた
医療品流通の歴史をたどり
その役割などをご紹介します。
医薬品卸は、地域に根ざした企業が数多く存在しましたが、流通近代化の中で合従連衡によるグループ化が進みました。平成元年には300社あった卸企業は、最近では100社以下にまで減少し、各社生き残りに向け、たゆまぬ努力をかたむけています。
一方、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震に際しては、緊急を要する被災地区への医療用医薬品配送に関し、各地の医薬品卸企業が連携して万難を排して供給維持を確保しており、緊急時の医療体制維持に医薬品卸が大切な一翼を担ったことは記憶に新しいところです。
2025年の日本は、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、人類が経験したことのない超高齢化社会を迎え、介護・医療費など社会保障費の急増が懸念されております。
そんな時代の中、日々積み重ねられる医療・医薬品に関する膨大なデータをもとに医薬品流通の効率化・リスク管理の徹底を図り、持続可能な医療社会への貢献を果たすため、どんな時代においても健康な日本社会を支え続けてきた医薬品卸が中心となり、2012年にエンサイスが設立されました。
参考:卸薬業五十五年のあゆみ(一般社団法人日本医薬品卸売業連合会)、各社社史
信頼性・カバレッジ・即時性の高い医薬品販売データ
EnTalkは「En」データシリーズを一定数ご購入いただいたお客様にご提供する、各界の著名な方々がタイムリーな情報をお伝えする
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エンサイスのメインデータである医薬品販売データは、全国の医薬品卸企業のご協力を得て地域別、医薬品別、梱包単位別に日々集計されています。データのカバー率は99%超と極めて高い水準にあります。
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